発熱

赤ちゃんには鼻水、鼻づまりなどの鼻かぜの症状がよくみられ、2、3歳までは症状が長引きやすいです。

最初はウイルスによる鼻かぜでも、鼻水が青っぽくなると細菌にも感染しています。鼻水からは肺炎球菌やヘモフィルス・インフルエンザ菌(Hibを含む)、ブランハメラ菌、ブドウ球菌などが検出されます。

鼻水が出ていたらなるべく取り除いてあげてください。

 

4、5歳になると症状のある子が減ってきます。小さいうちは細菌に対する免疫がなく、感染を防いだり治したりする力がありませんが、感染を繰り返すうちに抗体ができて丈夫に育っていくのです。

鼻が悪いとか鼻アレルギーの場合は少なく、抗生物質の効果も限定的なので対症療法が主体です。中耳炎の合併もよくあるので、定期的に耳鼻科と小児科両科で診てもらってください。

肺炎球菌ワクチン接種によって鼻かぜや中耳炎の予防が期待できます

ながの小児科