新しい栄養学による食育や漢方医学の併用で子どもの健康と発達を願う
最近では、アトピーや食事アレルギーの子どもさんが目だってきました。
また子どもの発達障害、自閉症や学習障害はすでに1学級3人も見られると言われるくらい問題となっています。感染症では何と言っても新型インフルエンザへの対処が今後の大きな課題となります。早期に診断し早期に抗ウイルス薬治療を開始することが重要ですし、ワクチンが開発されたらワクチンも受けることが重要です。
今のところ、鳥インフルエンザとは違い、季節性のインフルエンザと同等かやや悪性かと言われる程度ですが、変異によってどう変わるかわかりません。毒性という表現は医学的には妥当ではないのですが、今のところ、若い人に免疫が無く、感染に対して過剰な免疫反応が問題なのではないかと推測されています。Nセイズという強力な鎮痛解熱剤はこのサイトカイン系の免疫反応を高めてしまいます。解熱剤を使いすぎず、人間の治癒能力を助ける漢方薬も今後より評価されることと思います。
はしかについて言えば、昨年は北海道は神奈川についで大学生を中心に全国第2位の感染者数でした。また最近、激しい咳を伴う大人の百日咳が流行し、子どもさんが感染するということがありました。また溶血性連鎖球菌(溶れん菌)による扁桃腺炎も多くみられました。ウイルスによるカゼではないので早期に抗生物質による治療が必須です。、、このようにアレルギーや感染症は人間の免疫が重要にかかわっています。ワクチンも免疫(抗体)を身につけるためのものです。ワクチンを接種しても接種していない場合と同じ確率で感染しますが、発熱などの症状が出ても理論的には重症にならず、自分の免疫で治癒することが期待されます。
栄養のバランス、正しい食により、妊娠率から子どもの発達、アレルギー、脳の発達から脳の健康、ストレスに抗する力、病気に対する免疫力、大人では生活習慣病、リウマチや膠原病、ガンの免疫から老化の速度まで左右されます。
このような健康と病気の対処を栄養学や漢方で対処しているのも特徴である。