細胞の老化、DNA、遺伝子の損傷、内分泌、代謝機構の異常は 加齢や肥満、不適切な食生活、食品添加物、化学物質、過労、睡眠不足、、、挙げたらキリはありません。

DeーTox(デトックス)という言葉も耳にしますが、 体内の化学物質などの毒素を排泄するためには フルーツや野菜を食べることなどが指摘されています。 戦後、ビキニ環礁で第5福竜丸が核実験で被爆し、日本の医療機関で乗り組み漁船員の方が治療を受けましたが、 アメリカから放射線被爆障害の”薬”として送ってきたのは アロエであったと聞いています。アロエの成分はポリマンノースという8種類の単糖のうちの一つであるマンノースが連なったものです。

ご存知のとおりアロエはヤケドに使用した方はご存じのように 細胞の修復、ヤケドのキズの治りがとっても早いのです。

アロエ(マンノース)は幹細胞に働きかけ、その場所の組織細胞への分化、修復に必須の栄養成分のようなのです。

また、最近、腸内細菌の健康状態が免疫から、健康、病気の予防などに極めて重要であることが、医学分野でも取り上げられるようになりました。プロバイオテイックスなどと呼ばれている分野です。健康な腸内細菌叢(そう)のためには、8種類の糖、或いは、 糖鎖の供給が不可欠で、マナテックのドクターはその論文でアメリカで受賞しています。この製品は糖質栄養素とは銘うっていますが、カロリー量は全く多くありませんので、糖を負荷したように、ブドウ糖代謝に影響を及ぼすような糖の量ではありません。

よく、ドクターでも糖だから糖尿病に悪いのではないかと考える方がいらっしゃいますが、1回のカロリーは4KCalしかないので、全く関係ないのです。 糖質栄養素はからだにとって必要な8種類の単糖とその重合体を摂取し、体内で糖タンパクになり、細胞表面などに存在する、糖鎖を形成するための材料を所謂サプリメントとして摂取するものです。

理論的には本来人間が持つ生理機能(生物化学的代謝経路)に必要な材料(普段の食事では欠乏している栄養の元=生化学でいう基質)を摂取して、本来の健康のための生理機能を働かせる目的なので、その人の代謝過程に過剰に作用することは考えにくいことなのです。私から言えば、失われた、植物性の食事、栄養素の補充で、人間の健康と生存に欠かせないものです。 マナテック社がアメリカで製品を薬事法に基づいて申請しようとしたときに、マウスの毒性試験で、大量に投与しても全く害が出ず、逆に薬と認めることが、薬事法上困難であった、 という話しを思い出しました。薬=量が多いと必ず毒性がある、 てことなんですね。 MK先生、是非 011-881-1505 までご連絡ください。

いかなる場合でもサプリメントの飲みはじめは、半分の量で一週間飲んでみて、湿疹などの反応が出なければ、通常量にしてみるというのが、お勧めの方法です。それこそデトックスなのか、一部にそういう方がいるようですので。(最近は殆ど聞いていませんが) 都内の産婦人科の開業医です。あるきっかけで糖鎖に興味をもち更年期障害のような細胞の老化に関連する疾患にサプリメント感覚で患者さんに投与出来ないかと思っています。先生のご意見は如何でしょうか。又妊婦への投与はどうでしょうか。過剰投与による出生後の低血糖や高血糖、ネガティブフィードバックによる糖原病や奇形など文献があまり無く、使用に躊躇しております。ご意見伺えれば幸いです

ながの小児科