抗生物質は大切な治療薬です 細菌感染症の治療には欠かせません 溶連菌感染等では早期に治療開始することが最も重要です 治療が遅れると腎炎、心臓弁膜症、リウマチ疾患などの合併症に至ります またマイコプラズマ、クラミジア肺炎等では別な種類の抗生物質が必要です ウイルス感染の時も細菌が絡んで来てウイルス感染症を悪化させるメカニズムも解明されて来ています インフルエンザウイルス感染の時の肺炎は肺炎球菌という細菌が原因となります 感染症の原因か1つの病原体によるものという先入観もレペルの低い考えです 普通は抗生物質治療中の個人の中で菌が耐性化して耐性菌の感染症になることは稀です ペニシリン系のものが推奨されていますがこれが効かない肺炎球菌が日本は世界で一番多いのが現状です 使い方や使う種類の問題です 抗生物質は良くない等のプロバガンダを盲信しないように正しい認識が欠かせません 子宮頚がんワクチンの副作用が騒がれましたがこれもウソでした 控えることによって現在ガンが増えています ワクチン再開後は言われていた副作用は見られていません この事実を皆さんにしっかり知って貰いたいと思っています
ながの小児科