新型コロナ感染症が小児科クリニックや、歯科医院などで感染した例は殆どありません。発熱した子どもが受診しても隔離しますし、予防注射の子どもさんは分離します。換気や空気清浄器など小児科には長年の感染防御ノウハウもあります。インフルエンザの時期も同じですが、感染は大人の多い人混みや密室で室内空気が換気されていない所、スーパー、家庭内で感染するものです。

保育園、教室などの限られた空間では誰かがウイルスを持ち込むと横に感染しますが、コロナは子ども同士で感染しにくいようです。インフルエンザの場合もワクチンを接種している人が多ければ感染が広がり難いのです。

新型コロナのワクチンはまだありませんが、乳幼児で感染症が少ないのは、ワクチンを多く受けて免疫が高まっているためではないかと考えられています。

従って小児科クリニックの受診を控えたり、ワクチンの予定を延ばす事は感染を避ける意味はなくワクチンを受けない事は逆に危険な対応となります。

心配な点があれば受付時に先にご相談下さい。

 

新型コロナについての情報一覧

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